「蜂の子で滋養強壮、疲労回復!」
目次
蜂の子は、滋養強壮や疲労回復に効果があります・ ここでは、蜂の子のどのような成分が滋養強壮、疲労回復に効果があるのかを説明します。滋養強壮とは?
滋養強壮とは、体質の弱い部分を栄養素で補い、体質を改善して強い元気な体にすることです。蜂の子が滋養強壮に効果がある理由
体調の不調の原因のひとつに、ストレスによる自律神経の乱れがあります。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、活発に活動している時には交感神経が優位になり、リラックスして休んでいる時には副交感神経が優位になって、バランスよく働いています。
自律神経が乱れると、交感神経が優位になったままの緊張状態が続き、身体が休まらなくなってさまざまなつらい症状がでます。
また、栄養が偏っていたり不足したりしていても身体は弱ってきます。
飽食の時代と呼ばれていますが、インスタント食品やファーストフード(ファストフード)などを摂取する機会が増え、カロリーは足りていても栄養が不足している人が増えています。
ですので、仕事などで疲れているのに、簡単な食事や栄養が偏った食事で済ませてしまうと、疲労が回復しないまま次の日を迎え、疲れが溜まり免疫力が低下し、身体が弱って病気になりやすくなる、という悪循環になります。
蜂の子には、栄養素が豊富に含まれているので、足りない栄養素を補い、身体の弱い部分や不調が出ている部分に働きかけます。
しかも、疲労を回復したり、免疫力を向上させたりする成分も含まれているので、体力を回復させて丈夫な身体にする助けをします。
滋養強壮、疲労回復に効果がある蜂の子の成分
たんぱく質
たんぱく質は、身体を作り、身体を強くする効果があります。蜂の子は、たんぱく質の材料となるアミノ酸を豊富に含んでいます。
その中でも、人間の体内では合成できないので食事から摂取する必要がある必須アミノ酸を9種類全て含んでいます。
アミノ酸の中で特に疲労回復、免疫力向上に効果がある成分
BCAA
BCAAは、必須アミノ酸のバリン、ロイシン、イソロイシンの3つのことです。BCAAは、人間の筋肉を作るたんぱく質の約35%を占め、筋肉のエネルギー源となり、傷ついた筋肉の修復や増強、維持に非常に役に立っています。
アスパラギン酸
非必須アミノ酸のアスパラギン酸は、炭水化物(糖類)の代謝に重要な役割を果たすクエン酸回路に働きかけ、疲労の原因となる物質の乳酸を分解します。また、クエン酸回路の働きに必要な物質のカリウムやマグネシウムを細胞に取り込む助けをします。
さらに、体内に蓄積されていて必要な時にエネルギーに変換されるグリコーゲンの生成に必要な物質です。
ラットを使った実験では、アスパラギン酸とカルニチン(ビタミン様物質)を与えると、グリコーゲンの量が増え、運動する時間が増えることが判明しています。
ビタミン
ビタミンは、疲労回復の効果が高い成分です。蜂の子には、ビタミンが9種類含まれています。
ビタミンの中で特に疲労回復、免疫力向上に効果がある成分
ビタミンB1
ビタミンB1は、ブドウ糖をエネルギーに変える働きがあり、不足するとエネルギーが不足して疲労の原因となる乳酸が増えることが判明しています。ビタミンB2
ビタミンB2は、炭水化物、たんぱく質、脂質をエネルギーに変える働きがあり、特に脂質の代謝(体内に取り入れた栄養素をエネルギーに変えたり、蓄積したりする働き)に必要な物質で、脂肪を燃焼してエネルギーや骨や筋肉に変える働きを助けます。ビタミンC
ビタミンCは、身体を傷つける活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、身体を守ります。ビタミンCの抗酸化作用は、栄養素の中で一番高いといわれています。
パントテン酸
ビタミンB群のパントテン酸(ビタミンB5)は、ビタミンB1と一緒に糖の代謝に関わり、ビタミンB2と一緒に脂質の代謝に関わって、エネルギーを産み出す助けをします。また、ストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの合成を促すので、ストレスの軽減に立ち、ストレス性の疲労を予防、改善する効果があります。
蜂の子には、パントテン酸、ビタミンB1、ビタミンB2の全てが含まれています。
ミネラル
ミネラルは、必要な量は少量ですが、生命の維持に欠かせない成分です。しかし、体内で合成することができないので、食事から摂る必要があります。
蜂の子には、ミネラルが8種類も含まれています。
ミネラルの中で特に疲労回復、免疫力向上に効果がある成分
マグネシウム
マグネシウムは、エネルギー代謝を促進する働きがあり、不足するとエネルギーの生産量が減り、食欲が落ちたり、慢性的に疲労を感じたりします。また、精神をリラックスさせる働きもあるので、こころと身体の両方の疲労回復に役に立ちます。
脂肪酸
脂肪酸は、血液をサラサラにして血流をよくしたり、悪玉コレステロールを除去する働きがあるので、 血管や血液の状態をよくして、健康な身体を保つ働きがあります。脂肪酸の中で特に滋養強壮に効果がある成分
リノレン酸(αリノレン酸‐アルファ・リノレン酸)
リノレン酸は、体内で血液をさらさらにする働きがあるDHAやEPAになるので、動脈硬化や心筋梗塞を予防、改善する効果があります。また、同じ脂肪酸のリノール酸の摂りすぎでアレルギーが発症する時に、それを抑制する効果があります。
さらに、DHAやEPAは、鬱病(うつ病)を予防、改善する効果があるので、リノレン酸は心身の疲労回復に効果があります。
オレイン酸
オレイン酸は、善玉コレステロールを減少させずに悪玉コレステロールだけを減らし、さらに善玉コレステロールを増やす働きがあるので、動脈硬化や心疾患の予防、改善に大きく貢献しています。リノール酸
リノール酸は、コレステロール値を下げ、血流を良くする働きがあるので、他の脂肪酸と同様に動脈硬化や高血圧を予防、改善する効果があります。おわりに
蜂の子はアミノ酸を19種類、ビタミンを9種類、ミネラルを8種類、脂肪酸を8種類含んでいるので栄養が豊富で、身体の弱い部分を補い、疲労を回復する効果がとても高いです。蜂の子は、日々の食事で摂り切れない栄養素を補い、疲労を回復して身体を強くし、健康な体を作る助けをするので、虚弱体質な人、高齢者、健康を保ちたい人にお勧めします。